【NFTプロジェクト紹介】Polygonがなんかすごい
先日友人からLINEギフトでチケットをもらったので、スタバに行きました。
コーヒーを常飲する習慣がないので久々のスタバで、商品の値段も久しぶりに認識したのですが、砂糖が入っていないドリンクで700円のチケット使いきるのって無理じゃないですか?!
貧乏性なのでせっかくもらったチケットの金額を余らせるなんてことはできず、季節限定の甘々ドリンクをベンティにしてエスプレッソショット追加でなんとか使い切りましたがみなさんあの700円のチケットでいったい何を飲んでいるのですか?
液体にカロリーを感じつつ、そういえば最近スタバに関するNFTのニュースを目にしたことを思い出しました。
NFTベースの新プログラム「Starbucks Odyssey」という、既存のポイントサービス「スターバックス リワード」とNFTプラットフォームを組み合わせた新サービスで、リワードのメンバーは、既存の資格情報を使ってOdysseyのWebアプリにログインし、コーヒーに関するクイズやゲームなどのジャーニー(旅)に参加します。
この旅を完了することで、NFTの「ジャーニースタンプ」を獲得できたり、Odyssey上のマーケットプレイス(暗号ウォレットは不要、クレジットカードやデビットカードが利用可)で、限定版を購入したり交換したりすることでNFTを手に入れることができるそうです。
そしてこのStarbucks OdysseyはPolygonのブロックチェーンで実装されています。
最近NFTのニュースを追っていると、やたらPolygonを目にするんですよね。
というわけで今回はPolygonが関わっているプロジェクトのご紹介にしたいと思います。
まずは、総合エンターテインメント事業を展開する株式会社アミューズが、子会社の株式会社Kultureと共同で提供している、「A Wallet(エーウォレット)」。様々なエンタメサービスと連携し誰でも簡単にNFTを保有できるウォレットサービスです。
アミューズが運営するオンラインショップやファンクラブ等、アーティストにまつわる様々なサービスを利用するにあたって必要な共通IDである「A!-ID(エーアイディー)」を利用して、各種ファンクラブなどの様々なサービスと連携し、Polygonネットワーク上で展開されるNFTコレクションを楽しむことができるとのことです。
インスタグラムを運営するMeta(メタ)はインスタグラムの今後のアップデートで、ユーザーがインスタグラム上でNFTを作成・販売するためのエンドツーエンドのツールキットが含まれることを発表しました。ツールキットを利用することで、ユーザーはインスタグラム上でNFTを直接売買できるようになる上、2024年までNFTの作成・販売に対して手数料を請求しない、かつNFT作成にかかるガス料金も負担する方針も明らかにしています。
米大手音楽エンターテインメント企業のワーナー・ミュージック・グループ(WMG)は、「Polygon」、NFTの音楽プラットフォームを開発する「LGND.io」の3社で、複数年のパートナーシップを締結したことを発表しました。3社は協業し、「LGND Music」という音楽プラットフォームを2023年1月にローンチする予定で、LGND Musicでは音楽をトークン化して、ユーザーが完全な所有権を獲得できるようにするとのことです。
また、具体的なプロジェクトの話ではないですが、ウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)が2014年より実施しているスタートアップ支援プログラム「ディズニー・アクセラレーター」にPolygonが選出されています。ディズニー・アクセラレーターは、毎年選出される約10社に対し、資金提供の他、ディズニーのトップエグゼクティブらからのメンタリングが提供されていています。
また、詳細はまだ明かされていませんが、ウォルト・ディズニー・カンパニーの社員向けにデジタルコレクティブルを開発しているとPolygonから発表されています。
最後に大きな話題を呼んだ面白プロジェクトを。
アメリカの前大統領であるドナルド・トランプ氏がトレーディングカードNFTを発行しました。宇宙服・ゴルフウェア・スーパーヒーロー・スーツなどといった様々な衣装を着たトランプ氏のアートワークが合計45,000点、販売価格は99ドル(約13,600円)で、「Collect Trump Cards」と呼ばれる専用マーケットプレイスで販売され、これらのNFTは既に完売していて、現在はOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで2次取引が開始されているそうです。(99ドル x 45,000 = 4,455,000ドル、、わお、、)
この通り、名だたる企業がPolygonを採用していて、他にも数えきれないくらいのプロジェクトがありましたが、Polygonの魅力っていったい何なんでしょう?
よく言われているのは「取引処理速度が非常に速く、取引手数料も安い」ことだったり、既に非常に多くのアプリケーションやサービスが立ち上げられているイーサリアム基盤のアプリケーションを実行・連携できるようになっていることだと思いますが
実は開発会社への技術支援があったり、MeetUPを開催して情報交換の場を開催していたり(弊社も先日参加してまいりました)という、サポートの手厚さが各社に喜ばれているのではないかと思ったりしました。
Polygonのニュースには今後も注目ですね。