【NFTプロジェクト紹介】ブロックチェーンゲーム15選
世の中の趣味全般の中でゲームは1番コスパがいい!と話している人がいて、なるほどなと感じたところで、そういえばブロックチェーン(NFT)ゲームってたくさんあるよなと思いましたので、今回はブロックチェーン(NFT)ゲームのプロジェクトをピックアップしてみます。
と、具体的なプロジェクトの話に行く前にもう各所で語りつくされてきたことではありますが、既存のゲームと比較した時のブロックチェーン(NFT)ゲームの特徴を記載しておきます。
ここでは詳しい解説は省略しますが、なるほど確かに、といったところです。
それでは数あるゲームの中からいくつかピックアップしてご紹介します。(中の人は普段あまりゲームをしないので、ピックアップのセンスがないとかはご容赦くださいまし)
CRYPTO SPELLS(クリプトスペルズ)
CRYPTO SPELLS(クリプトスペルズ)は、トレーディングカードゲームです。
自分でオリジナルのカードを作ることができ、取引も自由にできます。カードの発行枚数や取引履歴がブロックチェーン上に記録される仕組みです。
遊戯王とかポケモンカードとか、リアルな世界でのトレーディングカード価格がすごいことになっているのを見ていると自分が持っているアイテムが取引を通してどうなるのかわくわくしますね。
Sorare(ソラーレ)
Sorareは、ユーザーがACミランやレアル・マドリードなど、世界中のクラブチームから自由に選手を集めて自分だけのドリームチームを作り、他のユーザーとスコアを競い合うトレーディングカードゲームです。現実の試合の戦績がゲームのスコアに反映されたり、高スコアを獲得し上位にランクインしたユーザーにはシーズン終了時にETH(イーサリアム)やレアカードなどの賞品が贈られたりするそうです。
こちらはプロ野球チップスのカードを思い出しますね。
キャプテン翼 -RIVALS-
スポーツといえば、海外のファンも多いキャプテン翼のゲームも話題ですね。
ゲームをプレイしてキャラクターの育成のためのリソースを獲得したり、サーバー上の他のユーザーたちとアイテムを奪い合ったりして、さらにゲームで勝利するためのアイテムに育てていったりができるそうです。2023年中に更なるアップデートも予定されています。
STEPN(ステップン)
ゲームとしては少し変わり種をひとつ。アプリ内のNFTマーケットプレイスでNFTスニーカーを購入してから、ランニングやウォーキングをすると、運動したことに対する報酬を仮想通貨で受け取ることができるという、画面の向こうの世界ではなく、現実世界でアクションするゲームです。手に入れた仮想通貨は、仮想通貨取引所を使って日本円へ換金することが可能で、NFTスニーカーにはレアリティがあり、希少性が高いものほどアプリ内外のNFTマーケットプレイスおいて高値で二次販売されているそうです。
OASYX
ゲーム特化ブロックチェーンのオアシス(Oasys)が、自社初となるNFTプロジェクトとしてオアシスが公式にIPを提供している「OASYX」。ユーザーはこのNFTを保有することでPFPとして活用するだけでなく、今後Oasys上で実装されるメタバースのアバターとしても利用可能となっているそうです。また、Oasys上のゲームで活用できる可能性があります。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、イーサリアムチェーンを基盤につくられた、与えられたストーリーをプレイするのではなく仮想空間の中で自由に行動できるゲーム = サンドボックスゲームです。Minecraftやどうぶつの森のように、仮想空間(メタバース)上にあるLAND(土地)の上で自由に建物やキャラクターなどを作って遊ぶのですが、The SandboxではそれがNFTになっていて、自分でつくったNFTをNFTマーケットプレイスで売買することもできるそうです。
Illuvium(イルビウム)
illuvium(イルビウム)は、NFTのモンスターを捕獲し対戦したり、モンスターやアイテムなどを売買できるゲームです。イーサリアムのブロックチェーンを利用しており、ゲームのプレイ報酬として専用通貨(イルビウム(ILV))を入手することもできます。モンスターの育成などは複雑な要素があるためやりこみがいがある一方、対戦はオートバトルであり対戦ゲームが苦手な人でもプレイしやすいそうです。まさにポケモンですね。
JobTribes(ジョブトライブス)
JobTribes(ジョブトライブス)は、多様な職業のキャラクターを使用するトレーディングカードゲームで、プレイすることで、仮想通貨のDEAPcoinやNFTアイテムを獲得できます。アプリ内課金はあるものの初期費用が発生せず無料でゲームを楽しめることや、日本語に対応していて日本人が始めやすかったり、スカラーシップ制度(NFTアセットを借りるスカラーがクエストをクリアして報酬を獲得すれば、NFTアセットを貸し出した側のオーナーに報酬が入る仕組み)があるのが特徴だそうです。NFTアセットを他の人に貸し出すだけで、自分は何もしなくても稼げるのは面白いですね。
ELF Masters(エルフマスターズ)
ELF Masters(エルフマスターズ)は、初心者向けのダンジョンを探索をしながらアイテムを探したり、出てくるモンスターバトルをしたりするゲームです。バトルに勝利することでPLTトークン(パレットトークン)が得られます。また、メタバースと関連させた「コロニー」という自分だけのオリジナル空間を作れたり、前述のJobTribesにもあったスカラーシップ制度が採用されていたりするそうです。
Axie Infinity(アクシーインフィニティ)
Axie Infinity(アクシーインフィニティ)はベトナムでローンチされたNFTゲームで、ゲーム内でAxie(アクシー)というモンスターを戦わせる対戦型のゲームとなっており、成績によってSLP(Smooth Love Potion)という通貨を獲得することができます。ここまでで何度か出てきた、スカラーシップ制度も採用されています。物価も安くかつ賃金も低いフィリピンなどの国では、Axie Infinityで遊ぶことで十分生活を送っていけるため、Axie Infinityを仕事にしている方もいるほどだそうです。小中学生ゲーム好き男子の天国はフィリピンにあったのかもしれないですね笑
元素騎士オンライン
元素騎士オンラインは、累計800万以上のダウンロード数を誇る3DCGRPG「エレメンタルナイツ」のライセンスを活用し制作された、Polygonネットワークが基盤のMMO(多人数参加型)RPGです。将来的には、メタバース上に『LAND(土地NFT)』を購入し、そこにNPCやオブジェクトの配置、またモンスターのドロップアイテム(NFT)を設定することで、ゲーム内で他のユーザーから入場料として暗号資産(ROND)を受け取ることで収益を得られる仕組みが導入される予定とのことです。また、RONDトークン(ゲーム内のアイテムや装備の購入、クエストに参加する権利を得るために使える元素騎士オンライン内で採用されているゲーム内基軸通貨)とMV(Meta verse)トークン(保有することでゲームの運営方針を決めることができる投票権やRONDを得たり、LAND(土地NFT)やアイテム(NFT)などの各種NFTでの様々な優待権利などを受け取ることができる)という役割の異なる2つの独自トークンがあることも特徴です。
Crypto Stakes(クリプトステークス)
Crypto Stakesは、競走馬の配合・調教・レース出走を通じて最強馬を育てることを目指す競馬シミュレーションゲームです。ガチャやマーケットで獲得した馬を使って遊んだり、逆に自分が育てた馬をオークションに出して売却したりできるのですが、現時点では売却して稼いだポイントを現金化する手段はないそうです。ただ、HEAD2HEADの他のゲームでポイントを使うことはできるとのことで、ゲーム間でポイントを共用できるのは面白いですね。
Meeet
Meeetは、作物の生産や動物の世話を行って仮想通貨を稼ぐ農業系のゲームです。プレイヤーは、注文された牛乳やパンなどの製品を配送することで仮想通貨を獲得できます。また、土地に配置した家のアップグレードや工場の建築を行うと作物や製品の生産効率がアップする仕組みだそうです。スマホアプリを使っているとほぼ必ずと言っていいほど遭遇するゲーム広告ってこれ系ですよね。
スターアトラス(StarAtlas)
StarAtlasは、2620年の宇宙空間を舞台にしたゲームで、ゲームエンジンに「アンリアル・エンジン5」を採用しており、最新ゲーム機に引けを取らない美しいグラフィックが話題を呼んでいるそうです。確かに美しい!開発チェーンはSolana(ソラナ)で、イーサリアムとは違ってガス代(ネットワーク手数料)がほとんどかからないのが特徴とのことです。StarAtlasの世界では、MUDテリトリー(人類)、ONIリージョン(異星人)、USTURセクター(アンドロイド)の3つの勢力が存在していて、プレイヤーはこれらの勢力から1つを選んで加入します。それぞれの勢力は領土や資源をゲットするために他勢力と戦闘をしますので、その中で貢献度を高めていき報酬を得るというゲームだそうです。
TwitFi(ツイートファイ)
TwitFiは、ツイートするだけで仮想通貨が稼げるゲームです。公式サイトにウォレットとTwitterアカウントを連携させたうえでまずEgg NFT(卵)を手に入れ、ETHを資金としてBird NFT(鳥)を孵化させます。Bird NFTを持った状態で#TwitFiをつけてツイートすると仮想通貨TWTを獲得して稼げるというわけです。Birdは一定時間で餌が必要だったりウィルスに感染したりするそうで、まさにたまごっちですね。
ピックアップした以外のゲームも含めてゲーム初心者の立場で率直に感じたのは、ゲームの面白さの要素が、ブロックチェーン・NFTであること(記事の最初に書いた特徴3つ)にしているからなのか、似ているなと感じるゲームが多くて、各ゲーム独自の面白さが気になってやってみたい!とは正直ならなかったなということでした。
ユーザー目線からすると、ブロックチェーンかどうかではなくゲームとして面白いかどうかが大切なのでしょうか。
今後の新作ブロックチェーンゲームにも注目していきたいと思います。